Java参考書

Javaはメジャーになったので巷にもJava本が溢れるようになりました。本屋でパラパラとめくって見ると、もうどうしようもない本から素晴らしい本まで様々です。私が読んだり眺めたりしたなかで素晴らしいと感じた本を紹介します。(以前のバージョン)
一歩先行くインターネット Java(TM)入門
The Java(TM) Tutorial, Second Edition: Object-Oriented Programming for the Internet
The Java(TM) Tutorial Continued: The Rest of the JDK
The JFC Swing Tutorial: A Guide to Constructing GUIs
Java in a Nutshell, 3rd Edition: A Desktop Quick Reference
やさしいJavaプログラミング 改訂版
JAVA+VRML
UMLによるJavaオブジェクト設計 第2版
オブジェクト指向プログラミング入門 第2版
オブジェクト指向における再利用のための デザインパターン 改訂版
Javaとピザとデザインパターン
一歩先行くインターネット Java(TM)入門
有我成城・衛藤敏寿・佐藤治・白神一久・西村利浩・村上列 共著
翔泳社
本体価格 2,718円
とても良い本です。JDK1.0.2の時代には文句なく最適の入門書でした。
しかし残念ながら、本当に残念ながら、JDK1.0.2をもとに書かれているので内容が古くなってしまった部分があります。特に、JDK1.1以降で変更されたEventの取り扱いをこの本では学べませんし、Swingについても触れられていません。
この本で特に秀逸なのは「第3章 Java言語でのプログラミング入門」です。身構えることなくオブジェクト指向プログラミングへと誘導し、自然にオブジェクト指向の考え方に触れられます。それと同時に変数、型、制御構造などのプログラミングに必要な事柄もさりげなく解説しています。
3章の内容はJDKのバージョンに関係なく有用です。もし周りにこの本を持ってる人がいたら借用して3章だけでも読むことをお薦めします。有名な本なので、昔からJavaに関わってる人なら持ってるかもしれません。
「第4章 アプレットプログラミング」「第5章 アプリケーションプログラムへの布石」も非常に素晴らしいのですが、やはりこの部分はJDK1.1以降のEventの取り扱いに準拠した記述、Swingの記述が欲しいところです。

The Java(TM) Tutorial, Second Edition: Object-Oriented Programming for the Internet
Mary Campione and Kathy Walrath
ADDISON-WESLEY
$45.95
The Java(TM) Tutorial Continued: The Rest of the JDK
Mary Campione, Kathy Walrath, Alison Huml and The Tutorial Team
ADDISON-WESLEY
$39.95
The JFC Swing Tutorial: A Guide to Constructing GUIs
Kathy Walrath and Mary Campione
ADDISON-WESLEY
$39.95
とても良い入門書です。
SunはオンラインでJava Tutorialを提供してます。これはとても良くまとまっていて、Step by Stepで体系的にJavaプログラミングが学べます。サンプルプログラムのポイントを細かく解説してくれるので、初学者にも理解できます。そういったTutorialの内容を本にまとめたのが上記三冊です。
Javaの基本的な事柄を網羅的に解説している「Java(TM) Tutorial」、JDK1.1以降の機能を中心に解説した「Java(TM) Tutorial Continued」、Swingを解説した「The JFC Swing Tutorial」となっています。
まずはオンラインのものを読んでみて、じっくり学ぶために本があった方が良いと判断したら購入すると良いでしょう。ちなみに私は「The JFC Swing Tutorial」だけを持ってます。

Java in a Nutshell, 3rd Edition: A Desktop Quick Reference
David Flanagan
O'REILLY
$29.95
APIのリファレンスです。辞書的に使うことが想定されていて、初学者がいきなり読むのは辛いと思います。
前半部でJavaプログラミングに必要な事項がコンパクトにきちんと説明されています。一通りJavaを学習した人が漏れてる部分をつぶすのと、全体を整理するのに最適です。
後半部がこの本の真髄といえるリファレンス部。やはり手元に一冊欲しいです。
私が持ってるのはJDK1.1に対応した2nd Editionなんですが、このシリーズは間違いなく素晴らしいと確信してるのでJDK1.2に対応した3rd Editionを挙げます。

やさしいJavaプログラミング 改訂版
萩本順三 著
エーアイ出版
本体価格 2,524円
アニメーション・アプレットを作りながらオブジェクト指向を学ぼうという本です。Javaを学ぶ目的がWebページで絵を動かしたいからという人には「これしかない」という感じです。
簡単なアプレットから始めて、少しずつ改造を加えて本格的なアプレットを作ります。最後にはオブジェクト指向設計についても解りやすく解説されてます。
やさしいJavaプログラミング(改訂版)で本の内容が公開されているので、そこを見て購入するかどうか決めると良いと思います。

JAVA+VRML
R. リー 著
松田 晃一+宮下 健 著訳
ピアソン・エデュケーション
本体価格 4,000円
JavaとVRMLを組み合わせてユーザインタフェースの部分を3Dにすることができます。その方法を解説した本です。

UMLによるJavaオブジェクト設計 第2版
ピーター・コード+マーク・メイフィールド 著
依田光江 訳、今野睦+依田智夫 監訳
ピアソン・エデュケーション
本体価格 3,400円
“設計”に焦点を当てた本です。
Javaはオブジェクト指向言語ですが、その利点を活かすためにはそれなりの設計をしとかなアカンなということがだんだん解ってきます。そんなときに、まずこの本を読むと良いでしょう。
「第1章 例題による設計」で何をクラスにすれば良いのか、クラスに準備する属性・メソッドはどんなものかが解ってきます。
「第2章 継承ではなくコンポジションを利用した設計」「第3章 インタフェースを利用した設計」で私は目から鱗が落ちてきました。これからはインタフェースを積極的に利用してプラグ接続性を確保したプログラムを書くために精進します。

オブジェクト指向プログラミング入門 第2版
ティモシイ A・バッド 著
羽部正義 訳
アジソン・ウェイスレイ・パブリッシャーズ・ジャパン
本体価格 4,800円
やっぱり“オブジェクト指向”そのものも勉強した方が良いでしょう。
オブジェクト指向の色々な概念を例題を用いて解説しています。例題にはJavaによるものも含まれていてとっつき易いです。
各オブジェクトが自律的に協調して問題を解くというのがどんなことか何となく解りました。そんなにオブジェクト指向に馴染みのない私のような方がまず読むのに良い本だと思います。

オブジェクト指向における再利用のための デザインパターン 改訂版
Erich Gamma・Richard Helm・Ralph Johnson・John Vlissides 共著
本位田真一・吉田和樹 監訳
ソフトバンク
本体価格 4,800円
オブジェクト指向についての議論を聞いてると「要するにこの本を読めってことか」という気がしてきます。
「第1章 概論」「第2章 事例:ドキュメントエディタの設計」がデザインパターンとは何で、どのように役立つのかの解説で、「第3章 生成に関するパターン」「第4章 構造に関するパターン」「第5章 振る舞いに関するパターン」がデザインパターンのカタログになっています。
内容が理解できてもできなくても、一度目を通しておくと良いと思ってます。

Javaとピザとデザインパターン
Matthias Felleisen Daniel P. Friedman 著
庄司速人/庄司裕子 訳
ソフトバンク
本体価格 2,000円
二人(教授と学生のように感じられる)の対話で話が進んでいきます。
二人の会話に付いていくと、いつの間にかクラスが洗練されていって、必然のようにデザインパターンが導入されています。
読んでると「なるほどオブジェクト指向、デザインパターンって便利なんねんなあ」と素直に納得できます。

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せぎてつ伝言板
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最終更新日 : 2000年2月13日(日) segi@ra2.so-net.ne.jp
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