東大寺 法華堂

仏像を鑑賞するとき気になるのは騒がしい観光客です。誰にも邪魔されずに仏像を見ようと思ったら、拝観開始と同時にお堂に入ると良いです。法華堂でもその手を使うことにしました。
拝観開始時間より数分早く着きましたが中に入れてもらえました。当然私一人。静かに心を落ち着けて仏像を鑑賞できます。
入ってまず帝釈天に心惹かれました。「ぬぼー」と立っている感じなのですが、とても迫力があります。
私は四天王が好きなので、四天王を眺めていきます。手前にいらっしゃる持国天増長天は良く見れるのですが、後方にいらっしゃる広目天多聞天が近くで見れなくて残念。
増長天を見ているときにフッと目を右に転じたらビックリ。金剛力士(吽形)と目が合いました。一瞬たじろぎましたが、ここは負けずに睨み返しておきます。
座って鑑賞できるように畳が用意されているので、そこに寝転んで色んな角度から仏像を眺めます。他の参拝者はいないので国宝十二体、重文三体(地蔵菩薩はドイツにお出ましでした)一人占めです。
「奈良・京都の古寺巡り」によると本尊の不空絹索観音の光背の位置が本来の位置より下がっているそうです。光背がもっと上にあることをイメージしながら眺めてみると良いでしょう。
お堂の裏側には執金剛神がいらっしゃいます。写真で見てもとても素晴らしい像ですが12月16日の特別開扉以外は見れません。
他の参拝者が来たら出ようと思ってたんですが全然来ません。四十分から五十分の間お堂の中に一人です。「千二百年も仏様は何を見てきたんだろう」と思いながら眺め続けます。充分に堪能したのでお堂を出ることに。ついに他の参拝者は現われませんでした。
二月堂から昼間の景色を眺めて次へ。大仏殿の前を通りすぎて戒壇院へと向かいます。
前の項目へ次の項目へ
「奈良・仏像巡り」へ
せぎてつ伝言板
このページの感想をどうぞ!
お名前(匿名OK):

メールアドレス:
最終更新日 : 1999年9月12日(日)