法隆寺 金堂・五重塔

すこしのんびり出発したので法隆寺に着いたのは九時前後。昨日の印象から少し遅くても団体客とぶつからないだろうと踏みました。
予想通りまだ人影はまばら。法隆寺は見るべき仏像が多いので、ゆっくり見ていくことにします。
まず金堂へ。
薄暗いので、はじめはあまり良くみえません。それでもめげずに眺めていると目が慣れてだんだんと見えてきます。
混んでる時期に行かれる方は、外で待っている間に目を閉じるなどして、暗闇に眼を慣らしてから中に入ると良いでしょう。
中には薬師如来阿弥陀如来などがいらっしゃいます。しかしやはり何といっても釈迦三尊像でしょう。
暗闇の中、目を凝らして見ていると三尊のお姿が浮かび上がってきます。細面に静かな微笑みをたたえ、神々しいとはこのことだとの感を持ちます。これぞ「仏の中の仏」と感じました。
四隅には四天王立像があります。東大寺、興福寺で見た四天王にくらべて動きが少ないですが、そこに神聖さを感じます。踏まれている邪鬼は鬼というより蛙みたいで可愛げがあります。そう思って見ていると増長天の邪鬼にだけ角がありました。恐らく他の邪鬼にもかつては角があって、鬼であることをはっきり示していたのでしょう。
金堂を出て五重塔へ。
五重塔初層の四面には塑像の仏伝譚があります。東面は継摩・文殊の問答、南面は弥勒仏の浄土、西面は舎利の分割、北面は涅槃の情景を示しています。しかし残念ながら暗さのため一体一体の塑像の表情を鑑賞することはできませんでした。ただ北面にある比丘は前方に置かれているため、その豊かな表情をみることができました。
講堂で薬師三尊像を眺めて西院伽藍を抜けます。西円堂へ足を伸ばしてから大宝蔵院へ向かいます。
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最終更新日 : 1999年9月16日(木)